わたしのカフェは築50年の日本家屋です。
飲食店勤務経験も無いわたしが突然カフェを始めたのは、祖父母宅が空き家になってそれを有効活用したかったから。
祖父が亡くなり、半年空き家になった家に掃除で訪れた際、どうにかしなければと思いました。
その家はわたしが生まれた時には当たり前に存在していたけど、でも祖父母が一生懸命働いてやっと建てた家でした。
父が高校受験で合格した時にちょうど建築中で
屋根の上にいる大工の棟梁に合格したよ!と言ったら(九十九里弁で)あなたが合格しなければ
誰が合格するの?と言われたエピソードがある家です。
盆暮れは一族が集う場所でした。
だから簡単に空き家にしてただの、固定資産税がかかるだけの建物にしてはいけないと。
そんな気持ちがありました。
そしてカフェにしようと決めました。歩いて五分の海に来るといつもそんなことを思い出します。
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